介護・建築の外国人技能実習生に関する情報を発信します
2025.03.12
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技能実習から特定技能、そして介護福祉士へ ~モンゴル出身 ODGERELさんインタビュー
皆さん、こんにちは!
本日は、介護・医療関係の皆様に、素晴らしいキャリアを歩んでこられた方をご紹介します。
モンゴル出身のODGERELさんです。
ODGERELさんは2019年に技能実習生(介護)として来日されました。その後、2022年からは特定技能(介護)として介護現場で活躍され、
2024年12月には難関である介護福祉士国家試験に見事合格し、在留資格「介護」を取得されました。
この在留資格「介護」を取得するための重要な要件の一つが、介護福祉士国家試験の合格です。
介護施設で働く多くの技能実習生や特定技能外国人が、この試験の合格を目指して日々努力しています。これは、日本人にとっても簡単なことではなく、多くの方が時間をかけて勉強し、
資格を取得する重要な試験です。
今回、ODGERELさんに、介護施設での実務経験や、この介護福祉士試験に一発合格された秘訣、
特にその勉強方法について、詳しくお話を伺う機会をいただきました。
とても明るく、お話したいことがたくさんあるODGERELさん。
インタビューは予定時間を超え、実に3時間にも及びましたが、その貴重なお話の内容を要約してお届けします。
【インタビュー】
インタビュアー: まず、介護施設で働くことについて、ODGERELさんはどのようにお考えですか?率直な感想をお聞かせください。
ODGERELさん: はい。私はモンゴルで看護師として働いた経験があったので、日本の介護の仕事内容自体には比較的スムーズに慣れることができました。
職場の皆さんと協力しながら実習に取り組んできました。
来日当初は、日本語でのコミュニケーションに苦労することもありましたが、何より大切だと感じたのは人間関係です。
誰に対しても平等に、そして優しく接することを常に心がけています。
特に私たち介護職は、職場のスタッフとの連携はもちろん、利用者様お一人おひとりの状況に合わせた対応が求められます。
利用者様の中には、私たちの介助を必要とし、ご自身の意思や気持ちをうまく言葉で表現できなかったり、私たちのように自由に行動できなかったりする方もいらっしゃいます。
ですから、できる限り利用者様の立場に立って、「今、どう感じていらっしゃるだろうか」とその気持ちを理解しようと努めながら、日々のケアに取り組んでいます。
インタビュアー: これから技能実習生として来日する後輩たちに伝えたいメッセージはありますか?
ODGERELさん: 後輩たちには、「周りの人々から常に学び、良いところは積極的に真似をさせてもらう、という姿勢が大切だ」と伝えたいです。
そして、常に自分自身の成長を意識して努力を続けてほしいと思います。
インタビュアー: 短期間で、しかも一回の受験で介護福祉士に合格されたとのこと、本当に素晴らしいです。ぜひ、その勉強方法を教えていただけますか?
ODGERELさん: ありがとうございます。学習スタイルは人それぞれだと思いますが、今はスマートフォンさえあれば、いつでもどこでも勉強できる時代ですよね。
ですから、最終的には個人の努力が大切だと考えています。
私の場合、特別なことはしていません(笑)。
ただ、「毎日必ず10問解く」という習慣を自分に課していました。
そして、仕事の合間など少しでも時間が空けば、スマートフォンにダウンロードしておいた受験対策アプリを使って学習を進めていました。
地道な積み重ねが結果に繋がったのだと思います。
インタビュアー: 試験範囲の中で、特に難しいと感じた分野はありましたか?
ODGERELさん: 介護に関する専門的な知識は、日々の業務経験もありましたので、比較的スムーズに理解できました。
ただ、法律に関する問題は覚えることが多くて少し大変でしたね。
これはもう、地道に覚えるしかないな、と思いました(笑)。
インタビュアー: ODGERELさん、本日はお忙しい中、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、誠にありがとうございました。
在留資格「介護」を取得されたことで、モンゴルにいらっしゃるご家族を日本に観光で呼び寄せることも可能になりますね。ぜひ、ご家族との時間を楽しんでください。
そして、これからも介護福祉士としてのお仕事、頑張ってください!応援しています。
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